幸せは「薄味」なのだ

小学生くらいの子どもの頃のこと。


僕は母方のおじいちゃん・おばあちゃんっ子でさ、
夏休みとか冬休みとかは、
ずっと泊まりに行っていて。

「もうずっとおじいちゃんちにいたい!」

と思うほどすごく楽しかったのです。



なので、休みが終わって、
帰らなきゃいけないときになると、
いつも泣いていました(笑)

(かわいい、俺!)



泣くほどおじいちゃんちが好きだったわけですが、
今考えると、
別に特別なことをしたわけではないんですよ。


みんなでスーパーに買い物に行って、
本屋さんに寄ってマンガを買ってもらい、
最後はコメダ珈琲でコーヒーを飲んで帰る。


そんな何気ない時間が、
すごく幸せで好きだったんだな~と思うのです。



このように、

きっと本当の意味で、
人生の思い出に残るのって、
「何気ない時間」だったりするんですよね。



テーマパークで遊びまくったとか、

海外リゾートに行ったとか、

高級ホテルのアフターヌーンティーでお茶したとか、

そういう、
わかりやすく楽しいイベントも、
人生には必要だけどさ。



きっとそれよりも、
日常的な時間が大切で。


朝、子どもとせわしなくバタバタ準備をしながら、
家を出るまでの時間。

いつものスーパーで、
恋人と一緒に買い物をする時間。

友達とお茶をしながら、
お互いの夢について真面目に語る時間。


そういう「何気ない時間」が、
本当の意味での幸せなんだよね。


幸せはきっと、
濃い味じゃないんですよ。

もっと薄味なのです。


ソースとかマヨネーズとかケチャップとか、
そういうわかりやすいガツンとした濃さじゃなくて、

おだしやうまみのような、
よ~く味わないと味わえない薄さなのです。



薄いしわかりにくいから、
見落としそうになりますが、
だからこそ味わい深さがあります。



薄味の幸せ、大事にしてくださいね。

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川喜田敬はこんな人です

1988年生まれ。鎌倉市出身。
「やりたいことがわからない」を解決し、
世界に1人しかいない「自分」を仕事にする専門家であり、ライフコーチ。

やりたいことだった途上国でのボランティアのために、
3年で大企業を退職し、電気なし・水なし・ガスなしだったネパールへ。

現在は独立し、
日本&ネパールの2拠点生活を経て、
妻と娘と3人で大好きな沖縄へ移住。

2017年に独立後、コーチング技術を活かして3000万円以上稼ぐ。
その経験を活かし、コーチングを仕事にしていきたい方向けに、
コーチのコーチとしても活動している。

将来、おうちサウナをつくりたいサウナーです

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