妻と2人で、
ぷらぷらしていた時のこと。
たまたま新しいパン屋さんが、
オープンしているのを見つけて、
ちょっと寄ってみることにしました。
中に入ってみると、
沖縄の素材を活かした、
珍しいパンがたくさん!
食べてみたいなと思っていたら、
「試食できます。お声がけください」の文字を発見!
ただ僕の人見知り症候群が発動し、
ちびまる子ちゃんに出てくる、
もじもじおじさんバリのもじもじ力を発揮していると、
気の利くおばちゃんがやってきて、
試食をさせてくれました。
その試食がちょっとびっくりで、
何も言っていないのに、
次から次へとパンをくれるんですね(笑)
しまいには、
全く同じパンの焼いたバージョンと、
焼いていないバージョンまで出てきて!
なんだかおかしくなってしまい、
モグモグ食べていたパンを、
さすがに吹き出しそうになりました。
でも、パンの味はとてもおいしくて、
「おいしいですね!」と伝えると、
おばちゃんはとても嬉しそうにしていました。
このおばちゃんがしてくれたことは、
超抽象的に捉えると、
「与える」ってこと。
ここからは、
その「与える」について、
少し話をしていくと、
「まずは与えなさい。与えたものが返ってくる」
ってな感じのことって聞いたことあるかな?
あれって本当にその通りで、
だから自分から与えることが大事ってのは、
間違ってないんだけど、
でも、実は与えることの本当の価値は、
「与えたものが返ってくること」ではない。
じゃあ与えることの本当の価値は、
一体なんなのかというと、、、
それは、
「自分が持っているものに気づくこと」
だと思う。
僕らは自分が持っていないものは、
どう頑張っても与えられない。
そう考えると、
何かを与えられるってことは、
それを自分が持っているってことなんだよね。
だから与えるってことをしていくと、
自分ってこんなにすばらしいものを持っているんだなって、
自然と気づけるのよね。
勇気を与えられる人は、
自分がその勇気を持っているから与えられるし、
知識を与えられる人は、
自分がその知識を持っているから与えられるし、
お金を与えられる人は、
自分がそのお金を持っているから与えられる。
だから出し惜しみせず、
思い切って与えよう。
あなたはすばらしいものを持っているのだから。