「仕事とは何か?」ーあなたは考えたことがありますか?
早いもので、
生まれてから30数年が経ち、おかげさまで、僕はこれまでいろんな世界を見てきました。
アメリカやオーストラリアといった、
海外の先進国に住んだこともあれば、
ネパールのような、
THE途上国に住んだこともあります。
ビジネスバリバリの世界で働いた経験もあれば、
丸2年ボランティアの世界で活動していたこともあります。
大企業の人事として、
雇われる形で働いたこともあれば、
起業して、
独立する形で働いたこともあります。
その中で、
ずっと考えてきたことがあります。
それは「仕事とは何か?」ということです。
大人になると、
人生の大半の時間は、
仕事に費やすことになります。
その仕事をどう捉えると、
僕らは生きがいを持ち、
幸せな人生を送れるのかに興味があったのです。
僕が会社員のときは「仕事=自己犠牲」の世界でした
僕が会社員になり、
働き始めて最初に感じたのは、「仕事=自己犠牲」でした。
(※すべての会社員が自己犠牲で働いているという意味ではなく、あくまでも僕自身がそうだったということです)
- 自分が嫌いなことを頑張ってやる
- プライベートの時間を削って残業・休日出勤する
- 身体が悲鳴を上げても休まない
- 上司の指示通りに動くことが正解
僕はそんな働き方をしていたので、
自分の命を削っているような感覚がありました。
それでも僕は、
そんな働き方をやめられませんでした。
なぜか?
自分の命を削る対価として、
お金がもらえるからです。
僕の先輩が、
「仕事は嫌なことをするからお金がもらえる」
と言っていたことはライフストーリーにも書いたのですが、
自分の命を削り、
自分の個性を抑え込むとお金が発生するのが、
「自己犠牲」の世界なのです。
どう考えても、
なんかおかしいですよね。
でもたぶん普通は、
その自己犠牲の世界が当たり前になり、
おかしさが麻痺して感じなくなるのですが、
僕は数年働いても、
その違和感がなくなることはありませんでした。
その違和感を抱えながら働いていたから、
毎日がとてもしんどくて、
日曜の夜になるといつも絶望していました。
「ああ〜。このまま朝にならなきゃいいのに。。」
そんな気持ちを抱えながら、
いつも眠りについていました。
でもこれからは「仕事=自己表現」の時代になっていきます
そんな僕にとって決定的な転機となったのが、
約3年わからなかったやりたいことがたった3日でわかった、
コーチングのワークショップに参加したことでした。
そのワークショップは本当にすごくて、
やりたいことがたった3日でわかったことに、
とても衝撃を受けたということをライフストーリーの中でも綴っています。
でもこれは、
ライフストーリーでは触れていないのですが、
やりたいことがわかったことと同じくらい、
ものすごい衝撃を受けたことが、
実はあのワークショップにはあったのです。
それがその場にいた、
講師やアシスタントの方々との出会いです。
コーチングを生業にしていて、
心の底から仕事を楽しむ姿は、
本当にキラキラ輝いていました。
「こんなに仕事を
楽しんでいる大人っているんだ」
と本当にびっくりしたのと同時に、
そのカッコよさに憧れました。
もちろん、
彼らが仕事をしているところを、
すべて見たわけではないです。
でも話を聞いたり、
彼らの雰囲気に触れている中で、
自分が普段働いている、
「自己犠牲」の世界とは、
真逆だと感じたのです。
- 自分が好きなことに打ち込む
- プライベートも満喫できる趣味がある
- 身体の声を聞きながらゆとりを持って働く
- 自分の思った通りに動くことが正解
- 自分だからやっている仕事を自分なりにやる
そんなことを感じた僕は、
彼らのいる世界が、
「仕事=自己表現」の世界
だと気づいたのです。
それはまるで、
真っ暗なトンネルの中から、
一筋の光を見ているようで、
自分が違和感を抱えていた世界とは、
全く違う世界があることに気づけて、
僕はすごく救われた気持ちになりました。
そして、これからは自分も、
「自己表現」の世界で働くと心に決めたのです。
自分ならではの「世界に1つだけの仕事」をつくり、自己表現をしていく人を後押ししたい
そんな衝撃の光景を見た2014年の春から、月日が経って独立した今。
ありがたいことに、僕も「仕事=自己表現」の世界でお仕事をさせてもらっています。
僕にとって仕事は「辛くてやらなければいけないもの」から「楽しくてついやってしまうもの」になりました。
でもそれは僕だけに起きたことではありません。
AIが普及し、ベーシックインカムの導入も検討される今、
仕事は身を犠牲にして、生活のために仕方なくするものではなく、1人ひとりが自己表現をしていくものに変わっていきます。
そんな時代だからこそ、「自分ならではの仕事をつくりたい」という人が1人でも増えていくことを後押ししたい。
そんな想いで生まれたのが「世界に1つだけの仕事」というコンセプトです。
「自分だからこそやっていると心から思える」という状態は、具体的には3段階あります。
ステージ0の方がステージ1に、ステージ1の方がステージ2・3になるように、サービスを提供しています。
では具体的にどのようなサービスがあるのかは、長くなってしまうので、次のページでお伝えしていきます。